31日目

ついに1ヶ月。やっとこさ…。このひと月に味わった人生ワーストレベルにどん底な気持ちや、本気の孤独感や、その他もろもろのおニューな感覚は、さすがにもうこれほど怒涛にやってくることはないだろうと思う。そう思えばあとは楽しむだけだという気もする。ようやくスタートラインに立てた感じだ。
朝、ずっと作りたかった茄子とひき肉のラー油炒め作ったんだけど、最高に微妙な出来栄えでかなりショックだった。茄子って、最初に高温で熱しないと茶色く変色するらしい。見た目最低だった。味付けもある調味料全部使って味見もせずに完成させたんだけど、オタフクソースがほんま余計だった。やっぱり調味料って、ちゃんと組み合わせとか兼ね合いが大事なんだなって知った。本気で悔しかったのでまたリベンジしたい。そんな最低な見た目の炒めもの食べてたらOさんがリビングに降りてきてがっつり見られてツラかった。突っ込まれる前に、すみませんこんなアカン飯でって言っといた。ほんと虚しかった。
ひとりで登校。いつも通りの授業。
放課後韓国の女の子ふたりとドーナツ食べに行く。今更ながら初めて日本人ひとりで遊びに出た。歳も近いので楽しい。ひとりがホームシックで、ちょっと可哀想なくらい。英語も苦手みたいで、もうひとりの子はもうすぐ違う州に行っちゃうから、益々心細いらしい。よく気持ちがわかる。こういう時うまく声掛けてあげられないのがもどかしく感じる。
最近肌寒くなってきたからなのか、郷愁にかられるよ。なぜか緑井フジグランとか八木の浜勝とかを思い出す。あと三篠のサンガの秋のケーキはどれも美味しかった。マロンパイは特に絶品だった。あのお店大好きだった、店長とのやり取りとかもいちいち覚えてる。秋の薄曇りの午後とかも思い出して、ちょぴっと切ない、秋は好きだけどどうしてもなんか物寂しいよね。日本も涼しくなってきたみたいだからか、きっと日向くんも同じように寂しくなっちゃってて、来年の秋が楽しみだねとメールしてきたりした。一緒にパルコとか行って秋服見たいな。デートって最高だわ。
夜ご飯食べるか悩むぅ。炒めものむかつくんではやく消費したいんじゃがね。